令和5年度青森県原子力防災訓練に参加しました

  • 目標4 質の高い教育をみんなに
  • 目標11 住み続けられるまちづくりを

 令和5年11月7日(火)「避難退域時検査・簡易除染訓練」が開催されました。

「避難退域時検査・簡易除染訓練」は,毎年,防災関係機関における緊急時対応能力の向上と地域住民の防災意識の高揚を目的に,青森県と防災関連機関,地域住民が協力し,避難及び簡易除染の訓練を行っております。今年度は,むつ市ウェルネスパークで行われ,関係機関とともに,本学の伊藤勝博教授,細川洋一郎教授,辻口貴清助教が評価者として参加しました。

11月7日(火)避難退域時検査・簡易除染訓練の様子

 また,11月17日(金)には,「傷病者受入・搬送訓練」が青森県立中央病院で行われ,本学から伊藤勝博教授等が評価者,コントローラー,原子力災害医療派遣チーム,被ばく医療に関する専門家として参加しました。当訓練はコロナ感染症の影響により4年ぶりの開催となりました。傷病者受入訓練では,県内の医療機関のほかに札幌市や仙台市からの原子力災害医療派遣チームも支援に入り傷病者・避難者のトリアージや除染処置を行いました。

11月17日(金)傷病者受入・搬送訓練の様子

 各訓練では,災害時の対応手順等を見直す良い機会になるとともに,日頃の訓練の成果や備えでの成果を発揮する場面がありました。今後も県内外の関係者と連携を密にとり,いざという時の体制維持に励んで参りたいと思います。