浪江町民の皆様が集まる場「令和元年度第9回あっぷるサロン」を開催しました。

 

弘前大学は、環境省事業の一環として、「あっぷるサロン」を浪江町内のなみえ創成小学校・中学校で毎月開催しています。令和元年度1月は、「参加者で創りあげる企画」、2月は「楽しんで学ぶ放射線企画」の大テーマに沿って内容を企画しましたので、紹介します。

― 参 加 者 で 創 り 上 げ る 企 画 ―

参加者が話し合って企画した【海苔巻き・汁物づくり】

1月は、町民21名の参加がありました。これまで、町内での生活を通して、サロンに集まった方々でやってみたいことの意見交換を行ってきました。今回は、いつも参加されている方が町内でのイベントに参加しにくい方や住み始めたばかりで交流の少ない方を誘い、交流や繋がりをつくる会としました。知人同士で声を掛け合い参加、また初参加の方も複数人いました。参加者同士で当日までのスケジュールを計画し、使用する材料や調理器具を考え町内のスーパーで調達、自家栽培の野菜を持ち寄ったりしました。当日は参加者が主導となり段取りや調理手順、分担などを決めたため、これまで参加経験のある方々と初参加の方々の間に会話や関わりがみられ、自主性に富んだサロンとなりました。昼食時には、参加者の呼びかけで町民や町内にある施設の職員20名が加わり、また浪江町役場企画財政課情報統計係職員による浪江弁クイズが行われ、楽しみながら海苔巻きを食べました。

海苔巻き作りの様子
汁物作りの様子 昼食の様子
昼食の様子 お魚のはなしの様子

【お魚のはなし】
午後の企画「お魚のはなし」では、弘前大学大学院保健学研究科生体検査科学領域准教授が、浪江町で実際に調査している様子、川魚の放射性セシウム濃度、なぜ川魚では放射性セシウム濃度が減りにくいのか、などについて解説し、講演後には参加者からの質問にも回答しました。参加者は放射線に関する様々な質問をし、理解を深めていました。

 

本活動は環境省再委託事業「リスクコミュニケーションに係る拠点の活動支援」として弘前大学が実施しています。