浪江町民の皆様が集まる場「令和元年度第10回あっぷるサロン」を開催しました。

 

弘前大学は、環境省事業の一環として、「あっぷるサロン」を浪江町内のなみえ創成小学校・中学校で毎月開催しています。令和元年度1月は、「参加者で創りあげる企画」、2月は「楽しんで学ぶ放射線企画」の大テーマに沿って内容を企画しましたので、紹介します。

― 楽 し ん で 学 ぶ 放 射 線 企 画 ―

【みんなで楽しくルーレットゲーム大会in浪江! -確率ゲームで学ぶ、距離で放射線量が減る理由-】
2月は、町民17名の参加がありました。参加者は、放射線防護における放射線被ばく量と距離の関係についてゲームを楽しみながら学びました。発案と解説者は弘前大学大学院保健学研究科放射線技術科学領域の特任助教です。事後アンケートでは、「楽しく知識を得ることができた」「距離を十分にとれば健康影響を減らせることを学び安心して生活できる」「安心材料になった」等の感想がありました。
2月は、新型コロナウイルス感染症が流行し始めてきた時期で、ほとんどの参加者がマスクを着けていました。会場にはマスクや手指消毒液を準備し、開始前に体調を伺ったり、手洗いや手指消毒の励行による予防策について伝えました。

ルーレットゲーム大会の様子

 

本活動は環境省再委託事業「リスクコミュニケーションに係る拠点の活動支援」として弘前大学が実施しています。