平成30年度「第11回あっぷるサロン」を開催しました。

弘前大学は、環境省事業の一環として、浪江町民の皆さんが集まる場「あっぷるサロン」を毎月開催しています。

掲載が遅くなりましたが,平成30年3月8日(金)に開催いたしました平成30年度第11回あっぷるサロンについてご紹介します。

今回のあっぷるサロンは「かふぇもんぺるん」さんにて開催いたしました。参加者は町民23名,なみえ創成中学校より生徒1名,教職員1名でした。

【一つの大きな作品を作りましょう】

事前に、チームなみえG&B、カラオケ体操ジョイビート、健康保険課、社会福祉協議会の合同で企画会議を開き、チームなみえG&B、カラオケ体操ジョイビート、あっぷるサロンのそれぞれの集まりの時に実施しました。実施内容は、①“私の浪江町”“私の夢”“今欲しいもの”“今したいこと”の4つのテーマそれぞれへの参加者のメッセージを、実りの意味を込めたりんごの付箋に記入していただきました。②メッセージを貼り付ける台紙(A1判模造紙2枚)は、事前になみえ創成小学校児童が描いてくれた大きなりんごの木に、当日のサロン参加者が大きなりんごを4つ描きました。③テーマ別のりんごにメッセージカードを貼り付けて完成となりました。かふぇ もんぺるん での開催は初めてでしたが、おいしいコーヒーや紅茶をいただきながら作業をすすめることができました。

また、D-シャトル(個人線量計)をご持参いただいた方には、その場で読み取った結果をお示ししました。「D-シャトルを家に置いていることが多かったが、一時間毎に被ばく線量を把握できるとわかり携帯しようと思った」と話され、利用を継続されるということでした。

 

「作品を作成している様子」と「完成したメッセージボード」

本活動は環境省再委託事業「リスクコミュニケーションに係る拠点の活動支援」として弘前大学が実施しています。