研修体系について
原子力災害医療研修は,令和3年度より基礎研修→専門研修→高度専門研修とステップアップで学ぶ体系になりました。
研修受講希望者は,まず最初に基礎研修を受講することで専門研修の受講資格を得ることが出来ます。
すべての研修の開催情報や受講申し込みはこちら⇒ 被ばく医療研修ポータルサイト
研修受講について
初めて研修を受講する方は,研修体系に基づいて事前受講が必要な研修があります。
各研修は受講修了から3年間の有効期限が与えられます。有効期限内に同一研修の再受講が可能です。期限内再受講の場合は,事前研修の受講は不要です。再受講により有効期限は延長されます。
研修概要・目的,到達目標,主催機関は,研修名をクリックするとご覧いただけます。
研修名 | 事前受講必須の研修 | 受講対象者 | |
基 礎 |
基礎研修 | 無し | 原子力防災に関わる関係機関の職員 |
専 門 |
中核人材研修 | 基礎研修 | 原子力災害拠点病院もしくはその候補となる病院及び原子力災害医療協力機関に所属しており,且つ令和3年4月以降開催の原子力災害医療基礎研修もしくは原子力災害医療中核人材研修を修了し、有効期限内の修了証を有する者 |
中核技能維持研修 | 中核人材研修 | 令和3年4⽉以降の原⼦⼒災害医療中核⼈材研修を修了し、有効期限内の修了証を有する者 | |
派遣チーム研修 | 中核人材研修 | 原⼦⼒災害医療派遣チーム要員 | |
ホールボディカウンター(WBC)研修 | 中核人材研修 | 原⼦⼒災害拠点病院の被ばく線量推定に携わる職員 | |
甲状腺簡易測定 | 基礎研修 または 中核人材研修 |
原子力施設立地・隣接道府県,原子力災害拠点病院もしくはその候補となる病院及び原子力災害医療協力機関に所属しており,且つ原子力災害時に周辺住民等の甲状腺内部被ばくの簡易測定を担当する,またはその可能性がある者であり,原子力災害医療基礎研修もしくは原子力災害医療中核人材研修または原子力災害医療中核人材技能維持研修を修了し、有効期限内の修了証を有する者 (原子力災害医療協力機関は,原子力災害医療協力機関の基本的要件7項目のうちの「B:国又は立地道府県等からの指示に基づき,避難住民等に対し,甲状腺被ばく線量モニタリングを実施することができる測定要員を保有し,その派遣体制を有すること」に該当する機関または今後登録を行う予定の機関に限ります。) |
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高 度 専 門 |
高度専門被ばく研修 | 派遣チーム研修 | ⾼度被ばく医療⽀援センターの職員 |
講師養成研修 | 中核⼈材研修 または 派遣チーム研修 または WBC研修 |
専門研修の講師として活動する者 | |
体外計測研修 | 甲状腺簡易測定 または WBC研修 |
原⼦⼒災害時の各地域での線量評価および甲状腺簡易計測の管理者あるいは責任者、⾼度被ばく医療⽀援センターの職員 | |
染色体分析研修 | 基礎研修 | ⾼度被ばく医療⽀援センターの分析経験者 ⼜は臨床染⾊体分析を実施している専⾨家もしくは被ばく医療に関係する部署に所属する者 |
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バイオアッセイ研修 | 基礎研修 | ⾼度被ばく医療⽀援センターまたは原⼦⼒事業所等の職員でバイオアッセイの業務に従事する者 | |
高度染色体分析研修 | 染色体分析研修 | 全国の染⾊体分析の専⾨技術者 |