被ばく医療連携推進機構では、令和6年11月27-28日にかけて原子力災害医療中核人材技能維持研修を開催しました。

　本研修は令和6年度より新設した研修で、医療機関で被ばく・汚染のある傷病者を受け入れる際に必要な知識と技能をアップデートすることを目的としています。受講者は医師3名、放射線技師8名、主事1名の計12名が参加しました。

　1日目は前半に講義を行い、後半に放射線測定器の取り扱い及び傷病者の汚染検査や除染実習を行いました。2日目は机上演習及び被ばく・汚染傷病者対応の実習を行い、最後に確認テストを実施しました。

　引き続き本研修を通じて、被ばく・汚染傷病者の対応に必要となる高度で専門的な知識と技能を再確認し、中心的な役割を担える人材の養成に努めてまいります。

講義の様子	除染実習の様子
机上演習の様子	被ばく・汚染傷病者対応実習の様子