【開催報告】特別講演会「東日本大震災後の現状と未来」を開催

  • 目標3 すべての人に健康と福祉を
  • 目標4 質の高い教育をみんなに
  • 目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 目標11 住み続けられるまちづくりを

 

 被ばく医療連携推進機構 災害・被ばく医療教育センター及び被ばく医療総合研究所は、令和6年11月12日(火)、創立50周年記念会館みちのくホールにて、公益財団法人福島イノベーション・コースト構想推進機構 伊藤泰夫 理事長補佐及び福島国際研究教育機構(F-REI)西山崇志 総務部長をお招きし、特別講演会を開催しました。

 本講演会は、教養教育科目「持続可能な開発目標SDGs―原子力災害の理解―」の一環として行われ、この授業を履修している学生及び本学役職員150名が出席しました。
 講演1として、伊藤理事長補佐から、福島イノベーション・コースト構想推進機構の取組や浜通りロボット実証区域での災害対応に活躍が期待されるロボット・ドローンに関連した研究等についてご講演いただきました。
 続いて講演2として、福島国際研究教育機構(F-REI)の西山総務部長から、イノベーションの創出や研究成果の地域実装に伴う地域創生への貢献等、F-REIが目指す研究開発等についてご講演いただきました。
 その後、弘前大学被ばく医療総合研究所の赤田教授から、本学が東日本大震災直後から行ってきた浪江町での活動、特に福島イノベーション・コースト構想推進機構「大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業」での活動を中心に、放射線測定や教育支援事業、リスクコミュニケーション活動等について報告がありました。
 出席した教員から今後の弘前大学とF-REIの関りについて質問があった他、この夏に福島イノベーション・コースト構想推進機構進機構「大学等の「復興知」を活用した人材育成基盤構築事業」へ参加した学生からお礼の言葉が伝えられるなど、盛況に開催されました。

 弘前大学では東日本大震災以降、浪江町復興支援活動を継続しており、今後も福島イノベーション・コースト構想推進事業及び福島国際研究教育機構事業にも積極に取組んでまいります。

 

(左から)演者のF-REIの西山総務部長と福島イノベ機構の伊藤理事長補佐 講演するF-REIの西山総務部長
福島イノベ機構の事業に参加したお礼を述べる学生 学生に答える福島イノベ機構の伊藤理事長補佐