高度被ばく医療支援センター研修施設整備に係る要望書を原子力規制庁長官に提出しました

  • 目標3 すべての人に健康と福祉を
  • 目標4 質の高い教育をみんなに

 令和6年7月10日(水),福田学長と宮下知事は原子力規制庁を訪問し,高度被ばく医療支援センターにおける研修施設の整備についての要望書を,片山長官に提出しました。
 青森県は,東通村及び大間町で原子力発電所の立地が進められるとともに,核燃料サイクルの根幹である六ヶ所村の再処理工場やむつ市の使用済燃料中間貯蔵施設など,重要な原子力関連施設が集中しています。
 高度被ばく医療支援センターは,災害時の医療を支える人材育成に積極的に取り組んでおり,被ばく医療に関する高度で専門的な知識・技術の習得に向けた研修を継続的に実施しています。
 このような背景のもと,被ばく医療に関する人材育成については,国内外から多様な要望がある中,弘前大学には専用施設が無いことから,研修施設整備に係る要望書を提出しました。
 整備の実現により,今後は実践的な専門研修や青森県及び他県の原子力災害医療派遣チームの合同訓練等の実施,被ばく医療に従事する人材育成の充実に加え,原子力災害や原子力災害と自然災害等との複合災害時の対応がより充実し,県民の安全と安心の確保が実現できるものとなります。

 

片山長官(左)宮下知事(中央)福田学長(右)

 

要望書の説明を行う宮下知事と福田学長