平成30年度「第8回あっぷるサロン」を開催しました。
2018年12月20日
弘前大学浪江町復興支援室は、福島県双葉郡浪江町に居住している方々に集まっていただく場として、「あっぷるサロン」を企画しています。
今回は、平成30年12月18日(火)に浪江町立なみえ創成小学校・中学校で開催し、17名と学校教員2名が参加してくださいました。「実験で確かめよう!放射線と距離(講師:弘前大学保健学研究科放射線領域助教)」では、放射線源からの距離が離れるにつれて観測される放射線量が減少することを参加者が実験を通して確認していました。また、町内で生活する中で、被ばく量を低減するためにはどのようにすればよいかを参加者間で話し合いました。実験時は積極的な参加や意見の表出がありました。事後アンケートでは、約8割の参加者が放射線に興味を持つきっかけとなったと回答しており、また、必要以上に放射線に対して不安に思わず適切な知識をもつことが必要と思った、との回答もありました。「お楽しみゲーム企画(体を動かし健康増進!集中力を高め脳への刺激!)」では、ペアを作り、自己紹介をし合いました。その後、輪を投げゲームを行う前に、全参加者に対しペアの相手の他者紹介を行いました。ペアになったことで、参加者同士でお話しするきっかけとなっていました。
「実験で確かめよう!放射線と距離」の様子
「お楽しみゲーム企画」の様子
本活動は、環境省再委託事業「リスクコミュニケーションに係る拠点の活動」として実施しています。
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