浪江町仮設住宅・復興公営住宅で放射線に関する対話集会「第9・10回おしゃべり会」を開催しました

平成28年12月13日(火)に、仮設住宅で通算9回目となる「おしゃべり会」を開催し、12月14日(水)には、はじめて復興公営住宅を会場として通算10回目となる「おしゃべり会」を開催しました。

12月13日は、2名の町民の方が参加してくださり、バッジ式線量計の測定に関する説明のあと、町民の方々の「水」や「食」の安全に関する心配なことや、多くの町民の方が仮設住宅から復興住宅へ引越をしてしまい寂しくなっていること、復興住宅への引越しに関する事などについて共有しつつ話し合いを行いました。

    

「バッジ式線量計」に関する説明を行いました    日頃感じている心配事などについて話しあいました

普段は、心配事を相談する機会がないと話され、おしゃべり会は「皆で意見を出し合えるところが良い」との感想が述べられました。今後も機会があれば参加したいと話してくださいました。

 

12月14日は、11名の町民の方が参加してくださいました。

内容は、バッジ式線量計の測定法と使用法に関する説明、放射線に関連する説明を行い、最後に放射線に関連する心配事の意見交換を行いました。

参加してくださった町民の方々の多くが、放射線に関することやバッジ式線量計の測定法や使用法について説明を受けたことがなかったと話され、説明内容は「とても分かりやすかった」や「放射線のことが少しわかった」、「測定方法を教えてくれてうれしい」などの感想を述べてくださいました。意見交換では、河川や水道水、井戸水などの汚染状況に関する質問をいただき、調査結果を踏まえて不安や心配を共有しつつ対応しました。

  

放射線に関連した説明をしました     おしゃべり会終了後もなごやかな雰囲気でした